足をきっかけに、現場がつながる ― 足人かるたランチョンセミナー報告
2025年11月29日(土)、Gメッセ群馬にて開催された
2025年度 関東甲信越地区「床ずれセミナー」において、
私たちぐんま足人の会は、ランチョンセミナーを担当させていただきました。

本セミナーは、医療・介護の現場で床ずれ(褥瘡)ケアに携わる多くの専門職が集い、日々の実践に役立つ知識や工夫を共有する場です。そのような学びの場の中で、私たちに声をかけていただき、ランチョンセミナーという貴重な時間を担当させていただけたことを、大変ありがたく感じています。
当日は、セミナーに参加された皆さまと一緒に、ランチタイムを活用して
「足人かるた大会」を開催しました。

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食事をとりながら、楽しみながら参加していただけるよう、ルールや進行も工夫し、初めての方でも自然に輪に入れる雰囲気づくりを心がけました。
会場では、職種や所属施設を越えて多くの方が参加してくださり、笑顔や会話があふれる和やかな時間となりました。「かるた」という親しみやすいツールを通して、足やケアに関する視点を共有できたことは、私たちにとっても非常に有意義な経験でした。
特に今回は、県外から参加された方にも『足人かるた』を実際に手に取っていただき、その存在や活動の背景を知っていただけたことが、大きな成果の一つだと感じています。「現場で使えそう」「スタッフ教育に取り入れてみたい」といった声も聞かれ、足を通したケアの大切さが、少しずつ広がっていく手応えを感じる機会となりました。
今回のランチョンセミナーを通して、楽しさの中に学びがあること、そして人と人がつながることで新たな気づきが生まれることを、改めて実感しました。
このような機会を大切にしながら、今後もぐんま足人の会として、足を通じたケアの啓発や実践につながる活動を続けていきたいと思います。
ご参加いただいた皆さま、そしてこのような場を設けてくださった関係者の皆さまに、心より感謝申し上げます。
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